抗肥満作用(UCP1)

脂肪細胞内のUCP1機能向上

脂肪組織には脂肪蓄積型の白色脂肪組織と、脂肪を燃焼し、熱に変換させるUCP1が存在する褐色脂肪組織に大別されますが、近年、白色脂肪組織中にもUCP1が検出されることがわかっています(ベージュ細胞化)。

UCP1の増加・活性化により体内で熱産生が起こるため、運動の代わりにエネルギー消費を促し、余分な内臓脂肪にはたらきかけて抗肥満作用につながることが期待されます。

パロアッスルの利用により、白色脂肪組織内での熱産生たんぱく質UCP1の増加とともに、褐色脂肪組織内においてもUCP1の活性化が確認できました。

(2015年8月 千葉大学大学院薬学研究院との共同出願による発明特許を申請)

・PPARγ の活性化 及び β3AR刺激
・アディポネクチンの増加 かつ、アディポカインの制御 ⇒2013.Nutrition Research(米国)掲載