植物ナノ型乳酸菌SNK®(各種試験)

抗ストレス作用(ヒト二重盲検)

健康な20歳以上の男女66名をプラセボ、SNK低用量(50mg:1000億個)、SNK高用量(150mg:3000億個)の3群に分けて、それぞれを4週間摂取してもらいました。
解析の結果、SNK低用量、SNK高用量ともにプラセボと比較しTMDは有意に低値を示し、一時的なストレス負荷から生じるストレスを緩和しました。

【試験方法】
摂取前と摂取4週間後のストレス負荷(内田クレペリン検査)後にPOMS2心理評価を行い、総合的な気分の状態を表すTMD得点の変化量を測定しました。

SNK抗ストレス作用

※POMS2:TMDに加えて、【怒り-敵意】【混乱-当惑】【抑うつ-落ち込み】【疲労-無気力】【緊張-不安】【活気-活力】【友好】の7つの尺度を用いて所定の時間枠における気分状態を評価する気分プロフィール検査

 

タンパク質消化酵素活性上昇

タンパク質分解の最終段階を担う消化酵素アミノペプチダーゼは、加齢により活性が低下するとの報告もあり、タンパク質吸収においては重要な因子の一つです。
そこで、SNKが小腸のアミノペプチダーゼ活性に影響を与えるのかを検証したところ、空腸、回腸のどちらも若年マウスと比較し、SNKを添加した高齢マウスは若年マウスよりもアミノペプチダーゼ活性が上昇しました。また、通常食の高齢マウスにおいては、アミノペプチダーゼ活性は低下していました。

【試験方法】
通常食を与えた若年マウス群(対照)と、高齢マウス群(対照)に加え、SNK投与した高齢マウス(SNK添加)を12週間飼育後、空腸および回腸から粘膜を回収し、アミノペプチダーゼ活性を測定しました。(岡山大学大学院との共同研究)

 

IL-12産生誘導活性の評価
(in vitro)

サイトカインの一種であり、Th1細胞への分化を誘導するとされるIL-12の産生誘導能について植物性ナノ型乳酸菌SNKとOK432(免疫療法剤)を比較したところ、同程度の活性を示しました。
<試験機関:NPO法人 日本サプリメント臨床研究会>

【測定方法】
・IL-12産生誘導活性の測定法
・使用BALB/cマウス:23週齢
・測定の際のサンプル濃度:菌体重量換算で10μg/mL

NK細胞活性効果

植物性ナノ型乳酸菌SNKを摂取することで、NK活性が有意に上昇しました。
<試験機関:NPO法人 日本サプリメント臨床研究会>

【試験方法】
6週齢のBALB/c系雌性マウス(n=6)にSNK(1mg/kg BW)および生理食塩水(コントロール)
を7日間強制投与し、脾細胞のNK活性を測定した。

インフルエンザ感染予防

マウスを3群(コントロール群:蒸留水投与、SNK群:ナノ型乳酸菌SNK投与、タミフル群:タミフル投与)に分け、インフルエンザウイルスを感染させる7日前から経口投与しました。

その後、感染3日後に各群の半数を剖検し、気道洗浄液及び肺のウイルスを測定しました。さらに、感染14日後に残り半数のマウスを剖検し、気道洗浄液及び血清中の中和抗体価を測定しました。

感染3日後のウイルス量は、SNK群でコントロール群と比較し、インフルエンザウイルスを顕著に抑えることを確認しました。

感染14日後の中和抗体価は、SNK群でコントロール群、タミフル群よりも、高値を示しました。

ナノ型乳酸菌SNKRの摂取により、感染初期に重要な自然免疫を活性化させ、獲得免疫にも働きかけて中和抗体価を上げたことが推察されます。

薬剤のタミフルはウイルス量を顕著に抑えますが、中和抗体価を上げることはできません。ナノ型乳酸菌SNKRを摂取することで、中和抗体価を上げることができるため、感染のリスクも低減することが期待できます。

Th17 細胞の産生抑制と
炎症軽減効果

SNKに関わる免疫細胞の相関イメージ

胸腺で生まれたヘルパーT細胞はナイーブT細胞として胸腺外に放出され、さらに外来抗原により活性化したCD4+T細胞が、Th1(細胞性免疫)、Th2(液性免疫)、Th17(自己免疫疾患の病態形成に関与)の役割を持つ細胞に分化し、免疫応答を誘導します。

 

Th17細胞の産生抑制(マウスパイエル板)

植物性ナノ型乳酸菌SNKの継続使用により、大腸炎のような腸トラブルが発症した状態での免疫系細胞の動態を検証したところ、SNKの用量依存的に自己免疫疾患に関連するTh17細胞の産生を抑制することが有意差をもって確認できました。また、Th17細胞はIL-6というサイトカインにより誘導されます。IL-6は関節リウマチなどとの関連性が指摘されますが、IL-6のmRNA発現量もSNKの用量依存的に抑制傾向がみられました。

(試験方法)
マウス30匹を10匹ずつの3群(C:無投与、L:SNK2mg/kg/日、H:SNK10mg/kg/日)に分けて15日間経口投与する。10日目から腸炎を誘発するデキストラン硫酸ナトリウムを投与し炎症状態にする。16日目に解剖し、各群のTh17細胞割合の解析及び転写因子の遺伝子発現を実施した。

 

盲腸の病理写真

植物性ナノ型乳酸菌SNKの用量依存的にデキストラン硫酸ナトリウム誘導大腸炎による腸管免疫組織のダメージが軽減されたことが確認できました。

これらの結果から、植物性ナノ型乳酸菌SNKの継続摂取により免疫細胞レベルで大腸炎疾患の炎症を抑え、粘膜組織のダメージも軽減させることが期待できます。

BDNF等の上昇作用

継続摂取による学習能向上及びストレス耐性の向上に期待

脳由来の神経栄養因子であるBDNFは、神経系の分化や発達とともに、認知・学習記憶に関与しています。脳海馬のBDNF減少が気分障害の発症にも関連しており、うつ状態ではBDNFレベルが低下します。

植物性ナノ型乳酸菌SNKの継続投与により、ストレス負荷したマウスの脳海馬のBDNFが上昇することが確認され、SNK摂取によるストレスやうつを改善する効果が期待されます。

<ストレスフリー状態での評価>
ストレスのない状態のマウスに植物性ナノ型乳酸菌SNKを継続投与し、脳海馬の遺伝子発現を評価したところ、海馬BDNFとNT-3およびGABA A受容体のmRNA発現レベルが上昇することを確認しました。

<試験方法>
SNK無投与(対照)とSNK投与群の2群に分けたマウスを飼育した。SNK給与開始後21日目と22日目に学習評価試験を実施した。23日目に剖検し、脳海馬の神経栄養因子およびGABA受容体のmRNA発現の解析を行った。

<ストレス負荷状態での評価>
ストレス状態ではBDNFが減少しますが、SNKを投与したストレス負荷マウスの脳海馬の脳神経栄養因子BDNFのmRNA発現量は、無投与マウスに対し2.5倍高くなりました。さらに、GABA A受容体のmRNA発現レベルも高くなる傾向が見られました。

また、ストレス状態になると体重が減少しますが、SNK非投与マウスに比較して、SNK投与マウスでは体重の減少が抑制されました。これは、SNK投与によりストレスを軽減させることで、飲水量や食餌量が増加し、体重の減少を抑制したことが示唆されます。

Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry, Published online 15 Sep 2019.

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